「相続した実家が遠方にあって、現状すら把握できていない」「以前は賃貸に出していたけれど、今は放置されてしまっている」——そういった状況のまま、何年も経過してしまうケースは、千葉県の地方エリアでは珍しくありません。
今回ご紹介するのは、長生郡長生村にある戸建て物件の売却事例です。オーナー様は東京都在住で、以前に相続された後、一時期は賃貸物件として活用されていたものの、その後は管理されないまま放置されてしまっていたという物件でした。
売却相談のはじまり
今回のオーナー様は東京都にお住まいで、長生村の物件は相続によって取得されたものでした。一時期は賃貸物件として貸し出されていましたが、その後は管理されないまま放置されてしまっていたとのことです。
「売却を考えているが、どうすればいいかわからない」というご相談をいただきました。相続や長期管理不在の物件を売却する場合、大きく「仲介売却」と「買取」という2つの選択肢があります。どちらが適しているかは、物件の状態やオーナー様の状況・ご希望によって異なります。そのため、まずは物件の現状を把握することから始めることにしました。
現地調査と状況報告:物件の現状をオーナー様へ正確に伝える
オーナー様はしばらく物件を見ていないとのことで、現状がどうなっているかをご自身では把握できていない状態でした。弊社が現地に赴き、物件の状況を写真と説明文にまとめ、オーナー様に送付しました。
確認した主な項目は以下の通りです。
浄化槽の状況
千葉県の外房地域では、下水道が整備されていないエリアも多く、浄化槽の状態が物件の評価に影響します。稼働状況なども含めて確認しました。
上水道・水回りの状況
長期間使用されていなかった物件では、配管の問題が潜んでいることもあります。水道の現状と水回りの状態を確認し、オーナー様に報告しました。
庭・敷地の状況
数年間管理されていなかったこともあり、敷地内には雑草が相当繁茂している状態でした。隣地への越境がないかも含めて確認しています。
内外装の劣化状況
外壁の汚れや傷み、内装の損傷具合など、建物の現況を写真で記録。どの程度の状態にあるかをオーナー様が視覚的に理解できるよう、丁寧にまとめました。
境界の状況
土地の売買では境界の確認が重要です。境界杭の有無や越境物の有無を現地で確認しました。
これらの情報をまとめてオーナー様に共有するとともに、物件の状態や立地条件なども踏まえた上で、仲介売却の場合と買取の場合それぞれの査定金額もお伝えしました。物件の現状と金額の両方を把握していただいた上で、どちらの方法で進めるかをオーナー様自身に選んでいただく形で相談を進めました。
現状報告・査定を踏まえ、オーナー様が買取を選択
物件の現状と査定金額をご確認いただいた上で、改めて仲介売却と買取のどちらが適しているかをオーナー様と一緒に整理しました。
仲介売却は市場価格に近い金額での売却が期待できる一方、買主が現れるまでに時間がかかります。また物件の状態によっては、買主側の住宅ローン審査が通りにくいケースや、買主から修繕を求められるケースもあります。一方の買取は価格こそ仲介より低くなりやすいものの、現状のまま・スピーディーに売却できるというメリットがあります。
今回の物件は数年間管理されていなかったこともあり、劣化が進んでいる箇所が複数ありました。また、オーナー様自身も「できるだけ早く、手間なく解決したい」というご意向が強く、現地への往来も難しい状況でした。こうした状況を総合的に考慮した結果、オーナー様は買取を選択されました。
一度も対面せずに買取完了
今回の事例では、オーナー様と弊社担当者が一度も直接対面することなく、買取が完了しました。
現地調査と情報共有を丁寧に行ったことで、オーナー様が遠方にいながらも安心して判断できる状態をつくれたことが大きかったと考えています。物件の不利な点も含めてすべてを開示し、オーナー様に状況を正確に把握していただけたことが重要でした。
契約手続きは、郵送・メールでのやり取りを組み合わせながら進め、オーナー様の負担を最小限に抑える形で完結しました。宅建士の資格を持つ担当者が対応したことで、法的な手続きや説明もスムーズに進められました。
長生郡長生村エリアの空き家・相続物件の売却はUMIOTAKUへ
長生郡長生村をはじめ、千葉県外房・長生エリアには、相続や転居によって管理が行き届かなくなった空き家・戸建て物件が数多く存在します。「遠くて現状を確認しに行けない」「売却したいが何から始めればいいかわからない」「買取と仲介どちらが自分に合っているか判断できない」——そのようなお悩みをお持ちの方は、ぜひUMIOTAKUにご相談ください。
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